母の日にカーネーションの鉢植えをもらっても、なかなか上手に育てられなくて、すぐ元気が無くなったり、枯れたりする事はありませんか?
実はカーネーションって、園芸の知識がないと、意外と育てるのが難しのです。。。
子供さんや、お嫁さんが贈ってくれたカーネーションの鉢植え。
ぐったりしてきても、枯れそうになってきてても、お手入れ次第でまだ間に合うかもしれません。
がんばって、育てて、来年も花を咲かせましょう!
母の日にもらったカーネーションの鉢植えが枯れそうです…
まず、カーネーションの下葉が枯れてきた…と心配な方
カーネーションは下葉が枯れる性質がありますから、多少の下葉の枯れは、心配しなくて大丈夫です。
枯れた下葉や傷んだ花は灰色かび病の原因にもなりますからこまめに取り除きましょう。
枯れ具合がひどい場合…
肥料と水のやり過ぎ、日光不足が原因のことが多いです。
まず、買ってきたままの鉢植えは、花に対して、鉢が小さいことが多いので、1~2まわり大きな鉢に植え替えてやりましょう。
では、植え替え方を見てみましょう!
元気がなくなったカーネーションの植え替え方法
元気がなくなったカーネーションは、1~2まわり大きい鉢に植え替えてみましょう。
市販の培養土(肥料の入っていないもの)に植え替えます
(※元気がなくなっているのは、水や肥料のやりすぎの場合が多いので、あえて、肥料の入っていない培養土に植えます)
鉢からだして、根をいじらないで大きな鉢やプランタに植えかえます。
鉢から出す時に、今までついていた土をはがさないで、根の周りの土をそのままの形で、新しい土に掘っておいた穴にそっと埋めて下さい。
水をたっぷり上げて、日差しが強い時は外の光に直接当てないで、日陰において様子みてください。
日光は必要ですが、直接はダメ。
水はあげすぎないように!
3~4日の間一日一度たっぷりあげてみて下さい。
(これも目安です。土が乾いたら、みずをあげます)
カーネーションには水を直接かけないようにしましょう。
水は土の株もとにやります。
しばらく様子をみて、元気が出てきたら、初めて日光ののあたる場所にだしてみましょう。
母の日にもらったカーネーションの育て方
では、基本的な母の日のカーネーションの鉢植えの育て方のおさらいです!
(もらった時の元気なカーネーションの状態の保ち方)
1.買ってきた鉢は、すぐにラッピングをはずします!
最初は外の半日陰に置き、徐々に直射日光に慣らしていきます。
2.水やりは土の表面が乾いたら株もとにたっぷりやる。
乾くまではやらない。←これ、とっても重要!
3.1週間に1回位液肥を入れて水やりします。(挿すタイプの肥料でも大丈夫!)
4.ずっと部屋の中だけに置くのは弱光でストレスがかかってしまいます。
たまに、ベランダなどに出してしっかり日光に当てましょう。
日光に当てないと、つぼみが開かなくなることがあります。
5.つぼみは次々咲くので、終わった花は摘み取ります。
少しでも痛んだつぼみや茎は、ハサミで切り取ってしまいましょう!
押してみて中身がはいっていないスカスカなつぼみや、あまりにも小さいつぼみも、ハサミで切り取ってしまいましょう。
6.暑さと蒸れを嫌いますので、出来るだけ風通しのよい明るい半日陰で管理してあげてください。
7.花が終わった後は、株を2分の1~3分の1程度切って短くしてやります。
「切り戻し」といいます。
ムレを防いだり、元気な新芽を出させたりするのに有効です。
小さい蕾は切り戻しをする時に一緒に切ってください
まとめ
カーネーションは、とってもそだてるのが難しく、私も何度も、枯らしたことがあります。
ホントにホントに難しいんですよね~^^;
でも、上記のように手間をかけてやれば、最近では次の年にも花が咲いてくれるようになりました。
外の庭に直植えしたカーネーションもありますが、水やりのたびやお天気の時に時々外に出してあげたりすれば鉢植えで、家の中でも十分育ってくれてます。
せっかくの母の日のカーネーション、ぜひ、手間暇かけて、翌年もきれいな花を咲かせてくださいね♪
まずは、植え替えですね
近所のお花屋さんにも聞いて、がんばりましょう!