こんにちは!
自然のリズムに合わせて暮らすことの大切さを、少しずつ感じるようになった今日この頃。
春から夏へと移り変わる季節の境目には、「春の土用」という特別な期間があります。
「春の土用ってなに?」「どんな食べ物を食べたらいいの?」「やってはいけないことって?」と疑問に思う方も多いのではないでしょうか。
今回は、2025年の春の土用の時期や、「土用にやってはいけないこと」「春の土用に食べたい食べ物」、そして気になる「間日(まび)」について、九星気学のエッセンスをゆるっとまじえながらご紹介しますね。
自然の流れを取り入れた、体にも心にも優しい「春の土用の過ごし方」を一緒に見つけていきましょう。
春の土用とは?2025年の時期と意味
「土用(どよう)」と聞くと「夏の土用・うなぎの日」を思い浮かべる方も多いかもしれませんが、実は土用は年に4回あります。
春の土用は、「立夏(5月5日頃)」の直前、つまり春の終わりから夏の入り口にかけての18日間ほどを指します。
2025年の春の土用は、4月16日〜5月4日です。
この期間は、気候の変化に加えて、体や心のバランスが崩れやすいタイミングでもあります。
九星気学では「土の気が強くなる時期」とされ、基盤や根本に影響を与えると考えられています。
そのため、「土を動かす」「大きな変化を起こす」ことは避けたほうがよいとされており、“静かに整える時間”として過ごすのがおすすめです。
春の土用におすすめの食べ物【心と体をいたわるごはん】
春の土用の過ごし方で大切なのは、無理をせず、体と心をいたわること。
特に、気温差が激しいこの時期は負担のかかりやすい「胃腸」を労わる食生活がポイントです。
春の土用には、「“い”のつく食べ物」や「白っぽい食材」が吉とされています。
これは、九星気学や陰陽五行思想にも通じる知恵で、土の気を整え、内臓をサポートする意味があります。
【春の土用におすすめの食材】
<“い”のつく食べ物>
いんげん豆:食物繊維が豊富で、腸内環境を整える助けに。
いも類(じゃがいも・里いも・さつまいもなど):胃にやさしく、満足感も高い。
いちご:春の旬果。ビタミンCで風邪予防にも。
いか、もいいですね。
他にも“い”のつく食べ物を探してみましょう!
<白っぽい食材>
白米・おかゆ・豆腐・白身魚:消化によく、身体をやさしく温める食材たち。
この時期は、冷たいものや脂っこいものよりも、「身体がほっとする温かい食事」を心がけてみてください。
「いたわる食事」が、春から夏への心と体のバランスを整えてくれます。
土用にやってはいけないこと&2025年の間日はいつ?
春の土用期間に避けたいこととしては、以下のような「土」にまつわる行動があげられます。
【土用にやってはいけないこと】
庭の土いじり(家庭菜園・ガーデニングの土の掘り返し)
建築の基礎工事やリフォーム着工
引っ越しや転職などの「地盤が変わる」大きな動き
とはいえ、「どうしても家庭菜園を始めたい!」という方や、
「この日しか動けない!」という方もいらっしゃいますよね。
そんなときにチェックしておきたいのが「間日(まび)」です。
【2025年 春の土用の間日】
4月18日(金)
4月19日(土)
4月22日(火)
4月30日(水)
5月1日(木)
5月4日(日)
この「間日」は、「土を動かしてもよい日」とされています。
土用期間中でも、間日であれば家庭菜園や土を使う作業を安心して行うことができます。
このように、昔ながらの知恵を活かしつつ、自分の予定とうまく組み合わせていけるとよいですね。
まとめ|春の土用2025は「いたわり」と「調整」がカギ
春の土用は、新しい季節へ向けて「自分を整えるチャンス」の時期。
九星気学的にも、焦って動くより「調和」を大切にするのが吉です。
【春の土用のポイントまとめ】
・2025年の春の土用は4月16日〜5月4日
・「いのつく食材」「白い食材」で胃腸をサポート
・土を触るなら「間日」を活用(4/18・4/19・4/22・4/30・5/1・5/4)
・大きな決断や新しいスタートは控えめに
自然の流れに身をゆだねながら、少しだけ自分にやさしくしてあげる春。
今年の春の土用は、「やらなきゃ」ではなく「ゆるっと整える」時間にしてみませんか?
小さな気づきが、大きな安心につながるかもしれませんよ♪