きれいなヒスイ色が初夏を感じさせる“そら豆”
サヤが天に向かって伸びるように生えるので“空豆”、
またサヤがカイコの形に似ていることから“蚕豆”とも書きますね^^
さて、そら豆の、鞘(さや)ではなく、中の薄皮って結構厚いので、私は、むいて食べていました。
が…、どうもそら豆は薄皮ごと食べられるらしいので、調べてみました!!
そら豆の皮は食べる?むく?
そら豆の皮(薄皮)はやはり剥く(むく)人が、多いようです。
薄皮っていっても、結構ぶ厚くって、これ、食べれるの?って思ってしまいますからね~。。
でもですね、なんと!
採れたての若いそら豆は、皮も柔らかく、塩茹でにするだけでも、皮ごと美味しく食べられるようなんです!
そら豆が大好きな人は、皮ごと食べる方が多いようなんです!
多少、採ってから時間がたったそら豆でも、素揚げなど、油で揚げると皮ごとでもおいいくいただけるんだとか!
ついでに言うと、なんと、あの、外側のさやの部分も食べようと思えば食べれるんだとか…!
(さやは、若い採れたての、無農薬栽培のものじゃないと、美味しくないようですが…)
いや~、びっくりです!
でも、そら豆の薄皮も、捨てるときには結構な量になるから、もったいないな~、とは思っていたので、食べる事が出来るんだ!と思うと、ちょっと得した気分になりますね^^
そら豆の皮には栄養があるの?
ところで、今まで捨てていた、そら豆の薄皮。
食べられることはわかりましたが、栄養はあるんでしょうか???
調べてみると…
栄養価というよりも、“食物繊維”が豊富なようです♪
食物繊維はコレステロールを減らしてくれるし、お通じにも期待“大”!
そら豆の実も栄養豊富で、「若返りのお野菜」とも言われています*^^*
主成分は、でん粉とたんぱく質ですが、ビタミンB1やB2、C、鉄分、亜鉛なども豊富に含まれる優等生!
ビタミンB1は疲労回復に役立ち、ビタミンB2は、子供の成長には欠かせない大事な栄養成分として知られています。
亜鉛もお肌を美しく保つ重要な栄養素!湿疹などのトラブルも亜鉛不足が原因のこともありますからね。
鉄分は貧血予防!
こうやってみると、空豆は、豆はもちろん、皮も、栄養満点!
特に女性の強~い味方!
これは、皮ごと食べなきゃもったいないですよね~!
そら豆を皮ごとおいしく食べる簡単レシピ
そら豆の栄養をガッツリいただくために、皮ごとおいしく食べれるそら豆レシピを紹介します!
【焼そら豆】
そら豆はさやごとグリルに入れ、皮が焦げるくらいまで7~9分ほど焼く。
又は、コンロの五徳に網をおいて、直火でさやごと弱火でさやが黒くこげるくらい焼く。
2.さやから取り出し、好みで、塩や、しょうゆをつけていただく。
味噌、マヨネーズ、辛味噌などにも合います。
・ほくほくした、そら豆のおいしさを存分に堪能できます^^
【そら豆の素揚げ】
1.ソラマメを鞘(さや)から出し、薄皮部分の黒いところに包丁を入れておく。
2.水分を良くふき取る。(油で揚げるときにはねないように)
3植物油を鍋で熱し、200度くらいまで温度を上げる。
4.そら豆を入れて、口が開いて浮いてきたら(1~2分くらいかな…)、すくいあげ、油を切ります。
5.塩を振りかけて出来上がり♪
・油で揚げると薄皮が気にならず、とってもおいしいです!
【醤油豆(香川県の郷土料理)】
1.ソラ豆を薄皮付きのまま煎ります。(空豆の皮にまだらに焦げ目がつく程度)
2.熱いうちに醤油・ミリン・砂糖・唐辛子・水を混ぜて一度沸かして作った調味液に1~2日間漬け込みます。
※そら豆を炒る時は、鉄製の鍋は避けましょう。 皮に含まれるタンニンが黒くなってしまいます。
・薄皮も気にならず、箸がすすみます♪
まとめ
そら豆は独特の臭い、癖が多少有り、私も最初はあまりおいしいとは思えませんでしたが、新鮮なそら豆をいただき、塩ゆでして食べてから、そら豆のおいしさにはまりました!
栄養満点!ほっこりして甘味があり美味しいそら豆♪
ぜひ、そら豆を手に入れたら、薄皮ごと食べてみてくださいね^^
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