お隣さんから、細長い、タケノコをいただきました。。。
長さ30cmぐらいの細長いタケノコ。。
でも。。。
細筍(すす筍ともいいます)にしては大きすぎる、いや、長すぎる筍。。。
竹になりかけてる、固いタケノコなんじゃないの?
こんな細長いタケノコ、食べれるの?
ってことで、山菜に詳しい実家に写メを撮って
“これ、なに?食べれるの?”
って聞いてみたら
“破竹?”と、返事がきました。
破竹で検索してみると、お、お~~~っ!!これこれ!!
本当は“淡竹”と書いて“はちく”と読むらしいけど
“破竹(はちく)”でも、とおるらしい。
この淡竹(破竹)、普通のタケノコより、アク・えぐみが少ないので、ゆで方や、前処理が
簡単。
淡竹(破竹)を実際にゆでて、メンマを作ってみましたので、写真を交えて、お伝えしたいと思います!
淡竹(破竹)とは?アク抜きは不要なの?
淡竹(破竹)とは?
太い大きな孟宗だけは土のなかからちょっと顔を出したころに、掘りますが、淡竹(破竹)は地表に生えているものを採ります。
細筍(すす筍)とよく似ていますが、細筍(すす筍)は長さが10cm前後なのに比べ、淡竹(破竹)は、20~30cmと長いし、ちょっと太いです。
調べてみると、淡竹(破竹)はアクやえぐみが少ないので、食べやすくて、調理もしやすいと。
孟宗筍のように、米ぬかと一緒にゆでてアク抜きをする必要もないそうです。
これは、いい!!(笑)
米ぬかって、なかなか用意できないし。。^^;
細筍(すす筍)もそうなんですが、新鮮なモノは、下ゆでしなくてもえぐいことなく食べれるらしいです。
では、さっそく、茹でてみましょう!!
淡竹(破竹)の茹で方や皮の剥き方は?
我が家がもらった淡竹(破竹)は皮がもうパリパリだったので、もしかして、昨日採ったものかな~?って感じだったので、生で調理するのはあきらめて、下ゆですることにしました。
茹で方を検索してみると…
先に皮をむいて、適当な大きさに切ってから、20分ほどゆでる。と…
アクが少ないからお湯でゆでればいいという方や、
一応、念のために、お米のとぎ汁でゆでた、という方も。
とりあえず皮をむいてみましょう!。
下の固い皮の方は一枚づつ剥き、上の方の柔らかい皮のところになったら、皮に爪で縦に切れ目をいれ、両方の親指でクイッ、クイッ!としたから割っていきます。
最後まで一枚づつ剥いていると日が暮れます^^;
上の方は柔らかくて美味しいので、折って、捨ててしまわないようにしましょう!^^;
やはり、タケノコ、やっぱり皮をむくと大量のごみが出ますね。。。
初めての淡竹(破竹)なので、今回は、普通のお湯と、コメのとぎ汁と2個に分けて茹でてみる事にしました(笑)
時間は20分茹でてみました。
えぐみが残っていないか、ちょっとつまんで確認してみました。
お湯でゆでたものも、コメのとぎ汁でゆでたものも、あまり風味は変わりませんでした。
えぐみも、少~し残っているような気もしますが、孟宗筍などのえぐみに比べたら、全く気にならない程度です。
さすが、アクがあまりないといわれている淡竹(破竹)。
これは、料理しやすそうです^^
私は淡竹(破竹)をゆでた日は料理しなかったので、ひたひたの水につけて冷蔵庫で保存しておきました。
では、次は、淡竹(破竹)で実際にメンマ風の炒め煮を作ってみたので、紹介します!
淡竹(破竹)で簡単メンマ作ってみました!
実家に淡竹(破竹)を使ったレシピを聞いた時は、「油揚げと淡竹(破竹)の煮物」って言われたんですが、あまりに淡竹(破竹)の直径が小さいので、やめました。
で、小さいタケノコでも簡単にできるおいしいレシピを探してみました。
で、決めたのが、「淡竹(破竹)で作るメンマ」。
淡竹(破竹)を薄く切り、(私は薄い輪切りもありますが…^^;)
ごま油で炒めます。
味付けは、めんつゆ、醤油、砂糖、酒、中華風調味料、隠し味に、ソースを少し入れて、水を少し入れて、しばらく
炒め煮します。
(ウスター、って書いてありましたが我が家は中濃ソース入れました(笑))
分量はホントに適当で大丈夫。
最初は薄めに調味料を入れて、味見しながら自分の好きな味になるように、調味料を足していくのがおすすめです。
しばらく煮て出来上がり!
我が家は子供がいるのでピリッと辛い系にはしませんでいたが、大人だけで食べるなら、一味唐辛子や、ラー油を最後に垂らしても美味しいと思います!
まとめ
淡竹(破竹)を最初もらった時は、
「こんなん食べれないやろ…捨てれば?」なんて言っていた我が家の主人^^;
淡竹(破竹)でメンマを作って出すと、恐る恐る食べた第一声が、
「あ、うまい!ホントにメンマや!ホントにえぐくないね~」と、めずらしく褒めてくれました(笑)
孟宗筍より、前処理も簡単で美味しかったです!
初めて淡竹(破竹)をもらった方、ぜひ、茹でて、料理してみてくださいね!