蛤(はまぐり)の砂出し、ちゃんとできていますか~?
蛤(はまぐり)といえば、ひな祭りや、おめでたい席でのお吸い物から、冬は鍋料理、夏はバーベキューなど、食べていないようで意外に食べる機会は多いもの。
大きな丸みをおびた蛤は、しじみや、あさりに比べて、貝の粒も大きく、食べごたえもあり、わたしも大好きです。
大きく、貝の旨みをほお張れるからこそ、食べた時に、砂をかんでいて、「ジャリッ…」っていうのは本当に避けたいものです。
こちらでは、蛤(はまぐり)の砂出し(砂抜き)の時に、失敗してる?と思う場面や、
もしかして、このはまぐり死んでる?それとも生きてる?の判断の方法、
蛤がぬるぬるしているのは?
などの疑問や、砂抜きのちょっとしたコツなどをお伝えしたいと思います。
はまぐりの砂抜きの方法・口が開かないのは失敗?
まず、基本的なハマグリの砂抜き(砂出し)の方法から
1カップのお水に小さじ1の塩、位と覚えておきましょう。
あさりをざるに入れてから塩水に浸す。(吹いた砂を再度すわせないため)
浸す水は多すぎるとぴゅーっと吹きません。
あさりがちょっと顔を出すくらいひたひたにしましょう。
新聞などをかぶせ暗く、静かにしておきます。
冷蔵庫には入れないで、室温で3時間以上置きましょう。
(暑~い夏などは、冷蔵庫に入れましょう。私は冷蔵庫に入れてすることもありますがちゃんと砂出ししてくれますよ!)
※夏などに潮干狩りの後に砂だしするときは、潮干狩りの時に帰りにペットボトルに海水をもって帰ってきましょう。
その海水で水で砂出しをすると間違いないです!
なかなか口が開かず、あれ?砂出し失敗しちゃった?っていうときは、もう一度ポイントをチェックして、再チャレンジしてみましょう!
まず、私が貝の砂出しがなかなかうまくいかなかった原因は、水の量が多すぎだったことでした。
貝も息ができるくらいに、本当にひたひたに塩水を入れてやると、すぐに、プクプク…と泡を出す貝があらわれ、しばらくすると、本当に、ピューッ!と水を吹きます。
見ていると本当にかわいいというか、面白い(笑)
ハマグリなどの大きい貝の砂出しを見た後、しじみの小さい貝の塩出しをした時のあの小さな「ピュッ!」っていうのを見ると本とに何とも言えず、愛おしささえ感じるくらい可愛いです(笑)
ぜひ、観察してみてください!
あとは、塩分濃度です。
濃すぎても、薄すぎても貝は砂出ししてくれません。
もう一度、塩の量をしっかり量ってやり直してみましょう。
さいごは、静かなところだったか?っていう事。
刺激を与えたり、明るすぎると、ハマグリは動きません。。
どの貝にもいえる事ですが、静かで、薄暗くしてやるとおもしろいように、「ぴゅーっ」って水を噴きますよ。
このはまぐり死んでる?食べれる?判断方法は?
ハマグリの塩抜きをしていても、ビローンと白いベロが出っ放しになったり、
加熱しても口が開かない…なんてときは、、あれ?これもしかしてこのハマグリ死んでる?って思っちゃいますよね^^;
このハマグリが死んでいるか?生きているか(食べれるか)?の判断のポイントをお伝えします。
まず、
・白いべローンとしたもの(出水管、入水管)がのびたまま引っ込まない。
⇒この場合は、砂出しの塩水の塩分が薄いときにもこの現象はおこるので、この場合は、においがせず、加熱して貝が開けば食べれます。
・臭いにおいがする⇒死んでいます。食べてはいけません!!
貝にあたると本当に大変なので、へんな臭いがしていたら絶対に食べないようにしてくださいね!
夏場などは、すぐに悪くなりますので、なるべく早く冷蔵庫にいれるなどするように気をつけましょう!
はまぐりからぬるぬるの粘液が…食べれるの?
ハマグリを食べようとすると、ぬるぬるのねば~ってしているときありませんか?
思わず、腐ってる?って思いがちですが、ハマグリは、結構粘液が多い貝らしく、ぬるぬるしていることもあるようです。
においが腐敗臭でなければ、大丈夫!食べれます。
砂出しをしっかりしておけば、一緒に、粘液も出してくれることがあるので、砂出し、しっかりしておきましょう!
まとめ
ひな祭り、BBQ、お食い初め…大事な場面によく登場するはまぐり。
大きなハマグリをパクってほお張った時に、「ジャリ!…」ってならず、
美味しく美味しくいただけて、素敵な思い出が増えますように♪
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