潮干狩りに行ってきた人から、おすそ分けに、あさりをいっぱいもらったのははいいけれど、砂抜きが意外と失敗される方が多いようです。
あさりの砂抜きで、あれ?失敗しちゃった?もしかしてあさり、死んじゃったかな?もう食べれない?
など、困ったときの、判断のポイントや、あさりの砂出しを失敗した時の方法を調べてみましたので、ぜひ、参考にしてみてください。
あさりを砂抜きしたら動かない。これは死んでる?食べれない?
潮干狩りで採ったあさりをいただき、砂抜きをしたつもりだったが、白い長いものがビローンとのびたまま、さわってもひっこまない。。。
これはあさりが死んでるって事?食べても大丈夫なのかな?
と、判断に困ったことはありませんか?
食べれるかどうかの判断のポイントをいくつかご紹介します。
・あさりの口が開きっぱなしの物は死んでるので食べない!
・クサいにおいがすれば、死んでいる可能性が大きいので食べないで捨てる!
・白い長いべろーんとしたもの(出水管、入水管といいます)が、伸びたまま引っ込まなくても、においがせず、加熱して、貝が開けば食べれます。(死んだ貝は、開きません)
※ アサリの砂出しの塩分濃度が薄いと、出水官、入水官が引っ込ま無くなることがあります。
水管を伸ばさない塩分濃度は 2%以上。(砂抜きに適している濃度は3%)
水管を伸ばす塩分濃度は1%から1.2%です
・チョットだけ、ホントにほんの少しだけ、塩を直接水管にかけてみましょう。
生きていればびっくりするほど急に反応します。
あさりの砂抜き失敗したらどうすればいい?
塩の濃度が薄すぎでも、濃すぎても、あさりは砂出ししてくれません。
塩分が濃いと、口を開かなくなります。薄いと、白い水管がビローンとのびたままになります
砂出ししたつもりだけれど、あれ?砂を吐いていないみたい…。
そんな時は…
あさりの砂出しを失敗した…!と思ったら。もう一度やってみましょう。
再度砂抜きする場合は、3%より、もうチョット濃いめの塩水にあさりを浸してみましょう。
ちなみに、濃い塩分濃度の水で塩抜で砂抜きした場合は「砂抜き」したあとで、「塩抜き」しないと、しょっぱくて食べれないときがあります。
そこで、“砂抜き”が終わったら、“塩抜き”をしてみましょう。
【あさりの塩抜きの方法】
砂出ししたあさりを塩水から上げてしまいます。
それだけ(笑)
砂抜きが終わったあさりをそのまま塩水から上げてしまうだけでいいんです。
貝が水をぴゅーと吹きますので、周りが濡れないように新聞を引いたりしましょう。
よほど暑い日じゃない限り、冷蔵庫には入れず室温で1時間程度でOK!
潮干狩りで採ったあさりの砂抜き・失敗しない簡単な方法
あさりの砂出しを失敗しない方法
あさりは海の中に住んでいるので、あさりを海水程度の濃度(の塩水に浸し、新聞などをかぶせて暗くして静かなところに置いておくと、ぴゅーっと水を出して砂出しします。
<基本的なあさりの砂出しの方法>
海水と同じ3%の塩水を作ります。
1カップのお水に小さじ1の塩、位ですね。
あさりをざるに入れてから塩水に浸す。(吹いた砂を再度すわせないため)
浸す水は多すぎるとぴゅーっと吹きません。
あさりがちょっと顔を出すくらいひたひたでいいです。
新聞などをかぶせ暗く、静かにしておきます。
冷蔵庫には入れないで、室温で3時間以上置きましょう。
ここで砂抜きのポイント!
潮干狩りから取ってきたあさりは、ついついすぐガシャガシャと洗ってしまいがちですが、最初は、サッと水を掛け、大まかな汚れや砂を取る程度にした方がいいです。。
砂出し&塩出してから、こするようにあらって汚れやぬめりをとる方が、砂をしっかり吐いてくれます。
塩水の濃度3%というのは海水と同程度と言う事。
潮干狩りの時は帰りにペットボトルに海水をもって帰ってきましょう。
その海水で水で砂出しをすると間違いないです!
まとめ
簡単なようで、意外に難しいあさりの砂出し。
とにかく、「塩水濃度」がポイント!
もし、死んじゃった?と思ったら、「におい」がポイントのようですね。
貝類は死んだり、腐ると、強烈なクサいにおいがします。
まず、クンクンとにおいをかいで、
チョットでも、腐敗臭がしたら、捨ててしまいましょう。
貝類の食あたりは強烈ですからね^^;
しっかり砂抜きして、おいしいあさり料理をいただきましょうね^^