実りの秋!サツマイモ掘りの季節がやってきましたね♪
芋ほりすると、切ったサツマイモの茎から白いネチャネチャした出てきますよね…^^;
手がベタベタになって、黒くなって取れなくなりませんか?
気がつくと、手だけじゃなくて、服や、長靴も黒いネチャネチャ…
芋ほりの時だけではなく、家で、サツマイモを切っているときも、手や包丁に白い液が付くと、ネチャネチャになり、黒く、汚くなっちゃいませんか?
今日は、このサツマイモの白い液の正体を調べてみました!
サツマイモから出る白い液は何?
芋ほりの時のツルから出る白い液。
料理しようとさつま芋を切ると包丁や手につくネチャネチャの白い汁。
最初は白いのに、いつのまにか、黒くなって、松ヤニみたいに洗っても洗ってもきれいにならなくて、イライラ。。。
このさつま芋から出る白い液って、いったい何かというと…
ヤラピン(ヤラッパ樹脂)と呼ばれる成分で、植物性樹脂の一種。
新鮮なさつま芋に多く含まれています。
なので、このべたべたは、新鮮なさつまいもの証拠なんです!
どうりで、、芋ほりの時のベタベタはハンパないと思っていました!
芋ほりのサツマイモなんて、新鮮なさつま芋そのものですもんね(笑)
昔、子どもが持ち帰ってきたさつま芋を切っているときに白い液が出るのを初めてみた時は、
“え?掘ってきたばかりなのに、腐ってるわけないし。。ハズレの芋だったの?”
“食べても大丈夫なのかな~”
なんて思ってました(笑)
今回、あらためてさつま芋から出る白い液は、新鮮だからこそ出るんだとわかって、安心しました^^
で、このヤラピン。
ヤラピンには、緩やかに作用する下剤としての効果もあります。
サツマイモ自体にも食物繊維も多いので、食べると便秘に良かったり、お通じがよくなったりするのはこのためなんですね^^
サツマイモの白いネチャネチャの液はとれる?
さて、この白いベタベタの汁(ヤラピン)なんですが、最初は、白いのに、だんだん黒く、汚い色に変色してくるんですよね~。。。
服についた、ヤラピンなんですが、落ちないと思ってもらった方がいいです。
お湯に漬け、ゴシゴシしたら取れると聞いたことがあって、
お湯につけて、台所用の洗剤の原液をつけてゴシゴシ揉んで何度かみたんですが、なかなかスッキリとはきれいになりませんでした。
なので、芋ほりの時は、汚れても良い服に着替えさせて芋ほりしています!
手や包丁、まな板に付いたヤラピンは、こそげとる感じでとっています。
この時も、台所用食器洗剤を直接つけて束子でゴシゴシするのが一番取れる様な気がします。
手についたヤラピンも、なかなか落ちづらいので、芋ほりの時は、必ず軍手をするようにしましょうね。
サツマイモの切り口が黒くならない方法
さつまいもを切っていると、黒くなってくることがありませんか?
この黒くなる原因も、サツマイモのヤラピンが原因。
さつまいもの断面を見ると、皮のそばに、年輪のようにグルッと輪があるのが見えます。
この輪のあたりから、白い液(ヤラピン)がにじみ出してくるんです。
このヤラピンが、最初は白いんですが、時間がたつと黒くなるので、、切った後、切った傍から、水につけていきましょう。
水に10分位さらせばOKです。(途中で水を換えればなお良い)
大学芋や、天ぷらの時は、多少色が変わっても大丈夫なので、水にさらすだけで良いと思います。
きんとんや、芋ようかんなど、綺麗な色に仕上げたいお料理の場合は、皮を厚くむきます。
ヤラピンがにじみ出てくる輪の部分も一緒にむいて、取り去って、水につけましょう。
まとめ
さつまいもは美味しいんですが、手が白い液でネチャネチャしたり、黒くなったりして、ちょっとテンション下がりますよね。
でも、子供が幼稚園や学校で芋ほりしたよ~と、たくさんさつまいもを持ってきてくれると、せっせと大学芋を作って食べると、手が汚れようが、まな板が汚れようが、「やめられない、とまらない♪」状態になり、下がったテンションも元に戻るんですけどね^^
今度からは、まな板も、黒くならないように、牛乳パックを開いたものの上で切って使い捨てにしようと思います!
おいしい秋の味。
しっかり、たっぷり味わいましょうね♪