わらびをもらったけれど、たしかわらびって、灰汁(アク)抜きが必要だったはず…
そんな方も多いはず…!
わらびのゆで方、灰汁抜きの方法を山菜の達人の実家の母に聞いたり、
調べたり、私も実際に灰汁抜きしてわかったことをまとめてみました!
わらびのあく抜きの重曹は掃除用でも大丈夫?
一番手軽に手が入り、わらびの灰汁(アク)も抜けやすいのが
“重曹(タンサン)”
スーパーなどで手軽に手に入りますし、価格も安いです。
掃除用の重曹でもいいの?と思わず思ってしまいますが、
調べてみたら、掃除用のものは、工業用として生産されていて多少不純物が入っていることもあるとの事。
やはり、食品用の重曹を使うのが安心のようです。。
高いものではないので食品用を買って、残ったら、掃除用に使う方が安心ですね^^
ちなみに山菜採り大好きの実家の母は「タンサン」って書いてあるものを使っています。
わらびのあくぬき・失敗しない簡単な方法
ココでは一番手に入りやすい重曹でアクを抜く方法を紹介します。
【ワラビのあく抜きを重曹でする方法】
重曹の量:
水1Lに対して小さじ1(3g)が適量。
多くても水の量の1%以下にする事。
多すぎるとわらびがとけて、ぺたぺたになってしまいます。
A:失敗の少ないあく抜きの方法
蕨が浸せるほどの鍋、またはボールを用意。
わらびに重曹を振りかける。
熱湯を掛け、浸し、そのまま一晩おく。(6~8時間)
翌日、何度か、水を変える。
重曹のはいった水につけすぎても、柔らかくなってしまうので要注意!
B:実家の母親の灰汁抜きの方法
わらびに重曹をふりかけ、
沸騰している鍋の中にわらびを入れ、すぐに火を止める。
そのまま、一晩おく。
翌日なんどか水を取り換える。
この方法は、山菜取りに行って、大量にわらびをゆでるために、火にかかった鍋にわらびを入れているのだと思われます。
固いわらびの場合は、わらびを入れてから少しゆでてから火を止めるそうです。
でも、母ほどの熟練者ですら、柔らかくなりすぎて失敗することもあるということなので、
初心者の方はAの上から熱湯をかけて浸しておく方法がおすすめ。です
※ちなみに、わらびの上部のクルクル丸まっているところも食べることはできますが、我が家では口触りが悪いため、灰汁抜きした後で、上の部分は取って捨てます。
わらびのあく抜き 重曹が無い場合は?
・小麦粉を使う
大概家庭に常備しているのではないでしょうか?
私も一番最初の時に、重曹も灰もなかったので
お湯に小麦粉をとかし、そのなあにわらびを入れて一晩つけておきました。
簡単だったんですが、実は、私も、友人もこの方法は失敗しています。
柔らかくだけなって、結局灰汁はしっかり抜けず、えぐいまま。。。
ネットではこの方法で成功されている方もいますが…
灰も重曹も手に入らない場合、やってみるても良いかも…っていうかんじです。。
重曹は高いものではないので、スーパーに行って重曹を買ってくる方がおすすめです^^;
重曹の代わりに灰を使ってあく抜きをするという方法もあります。
・焼灰(藁灰が一番おすすめ)
一番扱いやすく、アクも抜けやすいようですが手に入りにくいのが難点。
家でクッキングペーパーなどを燃やした灰でもOKらしいのですが…
こちらはまだ試したことが無いので何とも言えません。
灰を使ってのあく抜きは色もきれいに出て、失敗なくあく抜きできるようですが、
なかなか灰は手に入りづらいのが難点ですね。
わらびのあく抜きのまとめ
わらびの灰汁抜きは、簡単なようで、意外と奥が深いです。。
何度もやってる熟練さんでも失敗することもあるようで…
わらびの灰汁抜きに失敗したら、塩漬けに挑戦するという方法もありますし、
少しのアクの残りなら、油揚げとの甘辛油いためとか、かき揚げなど油と調理させると和らぎます。
失敗を恐れないで、ぜひ、わらびの灰汁抜きにチャレンジして、おいしいわらびを堪能してくださいね^^
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