スーパーでしじみを買ってきて、適当に水道水につけ、砂抜き完了!
でも、しじみの味噌汁を食べたら、ジャリ…–;
あれ?しじみの砂抜きって、真水じゃなかったけ?塩水だったっけ?
砂抜きの時間が短すぎたのかな???
確か私の母親は、“貝の砂抜きは、あさり、ハマグリは塩水・しじみは真水”って言ってた記憶があるんだけど…
なんだか、しじみの砂抜きに自信がなくなったので、調べてみました。
調べていると、しじみの砂出しの方法だけではなく、しじみの冷凍保存の方法も判明!
シジミの砂出しだけではなく冷凍保存の情報も含めておつたえしたいと思います。
ぜひ、参考にしてみてくださいね
しじみの砂抜きは真水?塩水?時間は?
やはり、昔は“しじみの砂抜きは、「真水」っていわれていたことが多いようです。
ただ、最近は、ちょっと変わってきているようで、
しじみの砂抜きは、「ちょっと薄めの塩水」で、する人が多いようです。
これは、シジミは海水と淡水が混じりあう「汽水域」で生活しているので、海水ほど濃い塩分ではなく、薄い塩水で砂出ししてやると、砂を良く吐く、ということのようです。
そう、貝の砂抜きのコツは、その貝が生活している状態を再現してやることななのです。
塩分は1%位(2Lのお水に大さじ1杯くらいの塩)
砂抜きの時間は、夏場は3~4時間、冬は4~5時間位
(長すぎると死んでしまうので、要注意!)
ということで、しじみの砂抜きのポイントをまとめると…
・ボウルの中にザルを入れて、そこにシジミを入れたら塩水をかぶるくらいに入れます。
この時、しじみ同士がかさならないようにしてやるとなおいいです。
・塩水を入れたら、静かで暗いところにおいておきます。新聞をかぶせたり、鍋の蓋をのせるといいです。
・塩水の温度は、冷やしすぎない事。冷やし過ぎると砂を吐かなくなってしまいます。
真夏は、冷蔵庫に入れてもいいですが、秋や冬は、常温でOKです。
・砂抜きの時間は、夏場は3~4時間、冬は4~5時間位で大丈夫です。
(長すぎると死んでしまうので、要注意!)
塩分や温度が適切ならばほんの数分で動き始めます。
とても面白いので、お子さんがいらっしゃる方はお子さんと一緒に観察されても良いですね
しじみを砂抜きしたけど、開かないのは死んでる?
さて、しじみを砂抜きした後、味噌汁などにしてもパカン!と口が開かないしじみがある事があるのですが、これは、死んでいたしじみなので食べないようにしましょう。
他にも、食べれるしじみかどうか?の判断のポイントをいくつか紹介します
・クサいにおいがすれば、死んでいる可能性が大きいので食べないで捨てる!
・白いべろーんとしたもの(出水管、入水管といいます)が、伸びたまま引っ込まなくても、においがせず、加熱して、貝が開けば食べれます。(死んだ貝は、開きません)
・加熱しても口が開かないものは死んでいるので食べない!
この食べれるかどうかのポイントは、しじみだけではなく、あさりや、ハマグリなどの2枚貝全般に云えますので、覚えておきましょう!
しじみの砂抜き後の冷凍保存の方法
しじみは、砂抜きした後、冷凍して保存しておくことができるんですよ^^
冷凍しておけば、食べたいときにすぐしじみのお味噌汁などが作れて便利!
しじみの冷凍保存の仕方は…
砂抜きした後、1回分づつに小分けして、冷凍庫に入れるだけ!
冷凍したしじみを料理に使うときは、解凍しないで冷凍のまま、加熱します。
しじみの味噌汁だと、お湯が沸いた鍋の中に凍ったしじみを入れます。
そのあと、味噌を入れて味を整えて出来上がりです。
生きているしじみを味噌汁にする場合は、水の中にしじみを入れてから火にかけるますが、冷凍しじみはお湯の中に入れますので間違えないようにしましょう!
まとめ
しじみは、あさりやハマグリに比べて小さいのですが、薄い塩水で砂出しさせると、小さな白い水管がちょろん!と出てきて、ちゃんと砂や汚れを吐きます。
塩水の中にしじみを入れてしばらくしたら動き出していると思うので、そーっと観察してみましょう^^
見ていると、面白いです(笑)
小さいのに意外と砂や汚れを吐きだすので、ぜひ、砂抜きに挑戦してみてくださいね!