関東三大祭りと言われる茨城県「石岡のお祭り」
今年も、9月14・15・16日の3日間開催されます。
三日間の「石岡のおまつり」の祭礼期間中に町中を練り歩く数十台の山車と獅子舞の大パレードはとても見ごたえがあります。
獅子舞は、路上や空間にひそむ悪霊悪気を追い払って清浄な大地を創造するために、
そして山車囃子は家内安全と商売繁盛、五穀豊穣豊年満作を祈って 太鼓や鉦、笛を吹き鳴らし、舞い踊りながら路上を行進します。
石岡のおまつりの日程と時間
石岡のお祭りは下記の日程で行われます
【例 祭(固定)】9月15日※式典のみ
常陸國總社宮の本殿で行われる、例大祭で最も重要な神事です。
総社宮の拝殿で各地からの来賓が参列して執り行われます。
全町を代表して土橋町の獅子舞や冨田町のささらが奉納されます。
(3匹の人型の獅子が屋台上で踊りながら移動する富田町の「ささら」は全町唯一の風流物で、供奉行列の先頭をつとめます。)
なお、この日は観光行事はありません。
【神幸祭(初日)】9月16日
常陸國總社宮の御分霊(分身)が大神輿(みこし)で年番町の仮殿へ渡御する祭です。
(平成29年の年番町は青木町です)
午後2時、花火を合図に大神輿が出発。
全町の幌獅子まで合わせて2千人を超える供奉行列とともに年番町の仮殿(おかりや)へ向かいます。
【奉祝祭(中日)】9月17日
午前中…奉納相撲 (常陸國總社宮境内)
午後…神楽殿で巫女舞や、染谷の十二座神楽が奉納されます。
午後3時…駅前通で幌獅子パレード
午後6時45分…同じく駅前通で山車パレード。
午後8時半ごろ…仮殿祭。神事、巫女舞、紅白餅まき。
【還幸祭(最終日)】9月18日
午後2時…年番町御仮殿より大神輿が出御し、神幸祭と同じ供奉行列で、逆コースを還御します。
午後4時…神輿が常陸國總社宮に帰着。神事、年番町の引き継ぎが行われます。
見どころは山車の石岡囃子の踊り
石岡のおまつりは午後⇒薄暮⇒夜と夕暮れの移り変わりとともに見学するのが特におすすめです!
特に提灯に灯が入った夜間の美しさは何ともいえず、祭りの世界に引き込まれていきます。
見学のおすすめポイントとしては、石岡駅を降りてすぐの駅前。
また駅前通り(御幸通り・八間道路)を上がっていって突き当たり丁字路の「カギヤ楽器前」も見所です
最終日(18日)の夜は先ほど書いた、駅前ロータリ、カギヤ楽器前が踊りの競演で祭りの熱気も最高潮に達します
「石岡囃子(いしおかばやし)」の演奏に合わせ、面を付けた踊り手によって踊られます。
曲は、おかめ(四丁目)、ひょっとこ(仁羽)、きつね(新馬)があり、それぞれ、面を付けた踊り手によっておもしろおかしく踊られます。
祭の朝に成年、子供たちが集まって、「さんぎり」という曲を始めると、山車の出発なのですが、「さんぎり」は踊りはありません。
(「さんぎり」は
山車の出発と終了に奏でられます。)
・「おかめ」は、静かな曲でゆっくり踊ります。男性が踊りますが、おかしさの中に色気のある仕草がとてもかわいさを感じます。
・「ひょっとこ」は、滑稽な仕草で見物客を笑わせます。曲もリズミカルで、面も「大笑い」・「一文字」・「べろだし」など多く使われます。
・「きつね」はテンポの速い曲で「切り返し」と称し、大切り・中切り・乱拍子と変化に富んでいます。踊りも勇壮で2匹、3匹と出て一緒に踊ることもあります。
「石岡のお祭り」山車や獅子の今いる場所がわかる方法
山車や獅子の今いる場所がわかるサービスがあります!
⇒「石岡のお祭り位置情報サービス」
9月16日(土)~9月18日(月・祝日)の8:00~21:30につかうことができます。
山車や獅子の今いる場所をお手持ちのスマートフォンや携帯電話などを使ってみることができる位置情報配信サービスを提供します。
※ その他、トイレや駐車場、見どころ情報も見ることができますので、ぜひ、つかってみましょう!!
まとめ
約40万人の人出が予想される「石岡のお祭り」。
突然の雨に降られることが多いことでも有名です。
「石岡のお祭り」に行く時は、バックの中に、レインコートや、折りたたみ傘を準備していきましょう!
「石岡のお祭り」で、素敵な思い出をたくさん作って来てくださいね!!