桐生市のえびす講はいつどこで開催されるのでしょうか?
えびす講といえば、「二十日えびす」「十日えびす」とよく聞きますが…
11月ごろにあるのは「二十日えびす」
中でも有名なのは群馬県の桐生市の桐生西宮神社の「桐生えびす講」
桐生西宮神社
〒376-0056 群馬県桐生市宮本町2丁目1-3
桐生西宮神社の「えびす講」は、毎年11月19日と20日に行われる例祭です。
19日が宵祭り、20日が本祭りとなっています。
商売繁盛を願う多くの参拝客が訪れ、神社への参道や周辺の道路には約700店の露店が立ち並びます。
お宝や熊手などの縁起物、食べ物などが売られ、時には歩くのも困難なほど混み合います
今回は通常に戻ってきた桐生西宮神社の「えびす講」について、2023年の情報も入れながらお伝えしますね。
桐生えびす講の日程と時間は?
桐生西宮神社の「桐生えびす講」は、毎年11月19日と20日に行われます。
19日が宵祭り、20日が本祭りとなっています。
開催場所 :桐生西宮神社境内(桐生市宮本町2-1-3)
開催時間:2023年の場合
11月19日(日)午前7時から夜通し開催、20日(月)は午後10時まで。
桐生えびす講の空いてる時間帯は?
19日は夜9時ごろまでは境内の階段に行列ができるほど人が多いです。
ですが、22時ごろに行くと、2023年は19日は日曜日でしたが、人は少なくあっという間に参拝もでき、お札なども授与していただけたようです。
ただし、夜通し開催しているのは境内の参拝所だけで、参道や屋台は夜の10時から11時ごろには閉まってしまうようです。
2024年は11/19は火曜日11/20は水曜日と平日開催なので11/19の夕方から夜にかけては激込みしそうですね。
混雑が嫌な方は、11/19の夜中に行くと参拝、お札の授与はスムーズです。
が、縁起物や食べ物の屋台などは閉まっているので、ちょっと寂しいかも。
熊手を買ったり、屋台で食べたりしたい、でも混雑は嫌!という方は夜の9時~10時過ぎの閉店前あたりの時間帯を狙ってみてはいかがでしょうか?
でも、多くの参拝者と一緒に行列に並んで、参拝したりお札をいただくのも、ある意味ありがたく感じるので、「桐生えびす講」を存分に味わいたい方は11/19の午後から夜にかけての行列に並んでみるのもおすすめです。(大変ですが…汗)
桐生えびす講の駐車場はどこ?
桐生えびす講の時は交通規制もあり、桐生西宮神社境内には駐車することができません。
下記の交通規制マップに近くの有料駐車場が表示されていますのでお車の方は参考にしてみてください
なお、電車の場合は、最寄り駅は、JR両毛線「桐生駅」(徒歩15分)、上毛電気鉄道「西桐生駅」になります。
桐生えびす講に屋台は出てる?
コロナ渦で、一時は屋台の中止もありましたが、2023年は通常に戻り、多くの屋台でにぎわいました。
熊手や飾り物などの縁起物や飲食の屋台など、約700店もの屋台が出ています!
2024年も昨年と同様に、屋台も賑わいをみせると思います。
甘酒や、青柳さんの「ゑびすお宝餅」、招福飴「福鯛」、桐生手ぬぐい、えびすどら焼…
チョコバナナ、じゃがバター、たこ焼き、はしまき、フルーツ飴、焼きそば…
先ほども書きましたが、参拝は11/19日夜通しですが、屋台のほうは夜10時~11時ごろには多くのお店が閉まりますので、特に、縁起物を購入したい方は早めに行きましょう!
桐生えびす講のお札や熊手の飾り方は?
桐生西宮神社さんのHPに桐生えびす講のお札や熊手の飾り方について書かれていましたので引用させていただきますね。
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<以下桐生西宮神社HPより引用>
お札の祀り方
えびす様を敬う気持ちさえあれば、どう祀ろうと自由です。
ここでは、桐生の多くのご家庭に見られる祀り方をご紹介します。
部屋に恵比寿宮をいただく棚を作ります。
この棚を縁起だなと呼びます。
今日お受けいただいたお札のうち、御神札(西宮大神宮=にしのみやおおかみのみや)は包んである薄紙を取り除き、真ん中、恵比寿宮に祀ります。
一緒に入っているお姿(御神影札)は棚に貼って下げます。
向かって右がえびす様、左に大黒様、というのが桐生の習いです。
全国的には逆の並びが多いのですが、桐生は大黒様をいただく三和神社が、西宮神社の向かって左にあるため、このように並べます。
神棚がないご家庭もあるでしょう。
でも心配することはありません。
えびす様、大黒様はもともとおおらかな神様です。
どのように祀られようと、えびす顔でいてくださいます。
あなたのセンスを十分に生かしましょう。
額装して壁につるす、壁にピンナップする。
玄関でも居間でも寝室でも、どこでもかまいません。
あなたがえびす様と一番仲良くできる場所にお祀りください。
■縁起物 お宝、熊手
今日は「お宝」、「熊手」はお買い求めいただいたでしょうか?
お買い求めいただいた時に、手締めはしてもらいましたか?
お江戸では「三本締め」をします。
しかし、桐生は「十(とう)締め」、あるいは「桐生締め」を伝統としてきました。
三・三・三・チョン、という締め方です。
これは織物取引の商談から始まった桐生独特のものです。
三を三回で「九」になり、最後にチョンを加えて「十」、つまり丸になります。
取引を「丸く納める、収める」。これも桐生の先人たちの願いがこもっています。
この締め方、全国的には「一本締め」と呼ばれています。
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ここまでです。
お札のまつり方、考え方が素敵ですよね。
えびす様はおおらかな神様。
一番仲良くできる場所に祀りましょうだなんて!
縁起物も、購入したら、ぜひ、手締めをしていただきましょうね。
熊手は、最初は小さいものから購入し、年々大きくしていくのが良いと聞いたことがあります。
いつか、あの豪華そうな、メチャメチャ大きい熊手を購入してみたいものです!
熊手を購入する際には値引き交渉もあり!とよく聞きますが、例えば、1万円の熊手を値引き交渉して、8000円に値引きしてもらった場合、1万円を渡して、2千円はご祝儀として渡す。というのが 粋(イキ)な買い方なんだとか。
縁起ものですし、値引き交渉って聞いて「えッ?」って思っていましたが、こういうことなんですね。
払う総額は同じ1万円ですが、うん!確かに粋な気はしますよね。
(私にはスマートにそんな粋な真似はできないので、そのままの金額で購入してしまうのですが…汗)
粋に値引き交渉を楽しんでみるのもいいかもしれませんね。
また、買った熊手は、正面を向けて高く掲げて持ち帰りましょう!
よりたくさんの福をかき集めてくれるといわれています。
熊手の飾り方は、本来はオフィスや家の大黒柱や玄関の柱に飾るものでしたが、最近のお家ではそういうわけにもいかないことも多く、神棚や仏壇などに飾ることもあるようです。
基本的な熊手の飾り方としては、
・熊手の正面が北以外の方角を向いていること
・玄関に飾る場合は熊手の正面が入り口に向いていること
・飾る位置は、高めの位置に飾ること
を参考にしましょう。
飾る場所も考えて、購入する熊手の大きさなどを選ぶことも大切ですね。
まとめ
11/19.11/20日には行けない、混雑は苦手…という方はお札を授与していただける臨時の配札所がありますのでそちらを利用されてもいいと思います。
なお、遠方の方は郵送もしていただけるようなので問い合わせてみてはいかがでしょうか。
参考:臨時配札所・令和5年の場合
期間 令和5年11月1日~30日
・臨時配札所リスト
大沢呉服店
パッケージプラザオカベ
今西商店
半田屋米店
花清本店f.first
足利屋洋品店
・郵送でのご希望の方は、メールで連絡・問い合わせしてみましょう
メールアドレス:kiryu.ebisu@gmail.com
みなさんの招福開運・家内安全・商売繁栄を願っております!