毎年毎年、夏休みが近づくとうんざりするのが、“夏休みの自由研究”。。
私たちが子供の頃は、自由研究か工作どちらかで良いよ!って感じだったのに。
最近は“自由研究は必ず!”なんですよね。。。
自分の子供の頃に頑張らなかった自由研究を大人になってから、頑張ることになろうとは夢にも思わなかったですよね(笑)
そんな、私と同じような、自由研究が苦手な親の皆さんに
・短時間で観察できて、
・親も興味深くて、
・まとめ方もすごく簡単で、
・インパクトがある!
夢のような自由研究を、紹介したいと思います。
ちなみに、我が家は、長女の時にこの自由研究で、学校代表で市の作品展に出してもらえました~^^
あまりにも楽なので、次女、3女の時にも、同じような自由研究を出しました(笑)
ぜひ、簡単に終わるテーマをお探しの方は参考にしてみてくださいね!
1日で終わったおすすめの自由研究とは?
実はこの1日で終わる…というのは、夜から初めて、翌日の夜までの1日です^^;
間に睡眠時間が入るので、ま、実質2日間ですが、自由研究にしては、びっくりするくらいに早く終わるので、ご容赦くださいね^^
さて、本題ですが、1日で終わる自由研究なんてあるわけない…なんて声が聞こえてきそうですが…
あります!!!
いや、偶然の発見から始まったので、「ありました!!」の表現のほうがあっているかも。
その、夢のような自由研究とは…
「セミの羽化の観察」
です。
え~~~~~っ。。。なーんだ。。。っていう声が聞こえてきそうですが^^;
我が家がセミの観察をするきっかけになった経験をお話しさせてくださいね。
ある日、たまたま見つけたセミの幼虫
夕方子供と散歩中、木に一生懸命登っている姿をみつけました。
(涙ぐましい…セミの姿…)
めずらしいね~と、主人に言ったら、
「いや、この時期、結構いるよ」と言われ、近所の神社に行くとあら、ホント、よ~く見ると、みんな頑張って木によじ登っているわ…
明日には、みんなセミになってるんだね、なーんて、その場を離れました。
その日の夕方、なんと我が家の小さな木にもセミの幼虫がとまっているではありませんか。
もう、登らないで、じっとしているので、主人は
「もしかしたら羽化見れるかもよ」っていうので、ちょこちょこ観察に出てみると、暗くなった
20時頃から、背中が割れそうな感じがしたので、「そうだ、これ、自由研究にしちゃおう!」とカメラを持って
観察することにしました。
偶然から始まった「セミの観察の自由研究」ですが、とにかく、早く終わる。
20時に羽化が始まって、23時前にはほぼ羽化は完了。
早朝、羽の色が茶色くなってるか、飛び立ったか確認。
後は写真をプリントし、貼り付けて、ちょっとコメント書いて終了!
まとめは、楽をしようと、ほぼ、写真で埋め尽くしたら、逆にインパクトがあって、いい感じ(笑)
羽化を観察した次の日の昼過ぎには自由研究が完成していました^^
いや~、こんなに簡単に自由研究できてラッキーだったね~
なんて、言って、9月に学校に持って行くと、夕方先生から電話。
「セミの作品、市の自由研究の展覧会に出したのですがよろしいですか?」と。。
えっ?いいですけど、逆に、あんな、簡単に出来た自由研究で良いんですか?と逆に恐縮。。。
娘は、喜びましたよ~!初めて、選ばれましたからね(笑)
さすがに市の選抜の中での
入賞は出来ませんでしたが…^^;
私のように、とりあえず、自由研究が終わればOK
という方は
ぜひ、セミ、さがしてみましょうよ!
では、次は、超簡単なセミの羽化の自由研究の方法を紹介します!
親も楽しめたセミの観察の自由研究の方法
まずは、セミの抜け殻を探しましょう。
セミの抜け殻がある木は、またセミの幼虫が地中から上がってくる可能性が高いのでチェックしておきます。
また、木の根元に結構大きめの穴がポツポツと開いているのはセミの幼虫が地上に出た後の穴なので、まだ出てくる可能性が高い木だと思います。
穴はこんなの↓
セミの抜け殻があったり、幼虫の穴のあとがあった木をチェックしたら、夕方、その木にセミの幼虫が登ってきていないか確認しに行きます。
見つけれなかったら、1日であきらめず、何日か探しに行きましょうね。
セミの幼虫が見つかったら、夜、見に来れそうならそのままそっとしておきましょう。
そこで観察します。
もし、そこで観察できないようなら、セミの幼虫をそ~~~~~~~っとつまんでとって、家まで持って行って、網戸やカーテンにくっつけます。
あまり、強い衝撃があると羽化しないこともあるのでそーっととって、服にくっつけて家まで運びました。
羽化に失敗することもあるので、数匹捕まえるといいと思います。
(自由研究が終わったあと、もう一回見たい!ということで、家でもセミの羽化を見ました。)
真っ暗にはしなくてもいいですが、羽化が始まる20時頃には、薄暗くして、静かに、してあげましょう。
背中が割れはじめたら、ちょっとした変化があるたびに、写真をとります。
写真の枚数は多い方がいいです。
と同時に、サブノート(野帳)に、羽化の変化があるたびに時刻と、観察した様子を、書いていきます。
自由研究には、この野帳(サブノート)は必須らしく、学校でも、必ず野帳もつけて提出するように言われています。
※市や県での入賞を狙っているのでなければ、この野帳はきれいに書く必要は有りません。
あくまでも記録で大丈夫です。
2~3時間後には完全に脱皮して、羽化が終わるのですが、我が家では早朝にセミが飛び立つ前にもう一度写真をとって羽化直後と、飛び立つときのセミの姿の変化もくらべました。
セミの羽化は、初めて見たので、子供もテンションあがっていましたが、実は私も、すごくワクワクしながら羽化をしているセミを観察。
目の前で、見る羽化は本当に感動的でした!
羽化の撮影が終わったら、後は写真をプリントして、用紙に貼り、まとめます。
簡単なまとめ方を次に紹介します。
簡単な自由研究のまとめ方
まず、用紙は、できれば方眼付の方が断然楽です!
まず、セミの観察をしようと思った“動機”を書きます。
写真を羽化の順番に並べ、矢印でつなぎます。
各写真の下に、時刻と、変化、感想を書いていきます。
最後にまとめ&感想を書いて終了!!
とりあえず、これでもか!というくらい、L版プリントの写真を、きれいに用紙いっぱいに並ベるのが簡単に仕上げるコツです。
そう!これがインパクトを与える作戦です(笑)
なので写真は本当にたくさんとっておいて下さいね!
まとめ
もっと掘り下げた自由研究をしたい人は、セミの殻でセミの種類がわかるので、しらべてみてもいいかもしれませんね。
セミの抜け殻がある高さや数を調べてみてもおもしろいですね。
でも、たぶん、この記事にたどり着いた方はイカに簡単に自由研究を提出するか!がメインのはずですから、私が紹介した、「セミの羽化の観察」をぜひ、ぜひやってみてくださいね。