親しくしていた友人が亡くなってから、初めてのお盆。(初盆)
初盆にお参りに行きたいけれど、香典袋や、金額、お供えの事、服装など、何もかも初めてでわからない…。
初めての事は、わからなくて、あたりまえ^^
こちらでは一般的な、初盆の時の香典、お供え、服装などについて紹介しますが、こういうことは、やはり地方地方で違うことも多いです。
こちらを参考にしながら、周りの方にもいろいろ聞かれて、参考にされるといいと思います。
では、まずは、香典の金額や、袋の表書きからいってみましょう。
友人の初盆 お香典はいくら?表書きは?
初盆のお香典は5000円を包むことが多いようです。
ただし、友人何人かで一緒に行く場合は3000円という場合もあるようです。
香典袋(不祝儀袋)は一般的には「白黒の水引」に普通の濃墨で「御仏前」と書きます。
ただし関西方面など黄白の地域もあります。
誰かに聞けるようならどちらの水引か確認するのが一番ですが、わからなければ、黒白の水引の香典袋、もしくは蓮の絵の描いてある封筒でお渡しすればいいでしょう。
※薄墨は葬儀の時だけです。
下には氏名をきちんと書き、金額は袋の裏に書きます。
ただし、お参りしに行くほうが、未成年の場合や、葬儀が最近で、すでにお香典を渡してある場合はあらためてお香典を渡さなくても大丈夫。
菓子箱や、そうめんなどの、お供えのみ持って行って、お参りだけさせてください、といえば、相手にも余計な気遣いはさせずに済みます。
友人の初盆・お供えは何がいい?
一般的に、お線香が無難と言われていますが、実は、お線香は、意外にたくさん持っていらっしゃるので、私は他のものを用意することをお勧めします。
お花(アレンジメントなど)、日持ちのする菓子箱、夏なのでそうめんと云う方も多いです。
お花は夏場はすぐに枯れてしまうので、頻繁に買い替えないといけないので
我が家は、お供えにいただくととてもありがたかったです。
金額は3000円程度のもので大丈夫です。
ここで、ひとつ気をつけたいのは、故人の好きだったものを持って行こうといている場合。
子供を若くして亡くした場合、親の方が、初盆は、まだ心の整理ができていなくて、生きていたころに好きな物ももう食べられないんだ…と、また悲しみを増長させる場合が多いです。
なので、こういう場合はお花や、日持ちのする菓子箱や、そうめんなど、一般的な物のをお供えする方がいいです。
友人の初盆に行くときの服装は?マナーは?
次にお盆に故人のお参りをさせていただく時の服装です。
初盆に呼ばれていく場合は、礼服が無難ですが、お参りだけさせてもらいに行く場合は、黒や黒っぽい服など、地味な服装でも構いません。
ストッキングは黒のストッキングを履かなくてもいいです。
また、相手に余計な気を使わせたくないからと、事前に連絡せずに、突然お参りさせてくださいと、訪問される方もいらっしゃいますが、やはり、相手のご都合もありますし、玄関先で失礼するわけではなく、ご仏壇のある部屋まで上がらせていただくのですから、事前に電話して、了解を撮っておくほうがいいと思います。
自分が訪問される方の立場で考えるとわかりやすいですね。
一番気をつけなくてはいけないのは、先ほども書いたのですが、葬儀から日が浅い場合です。
特に、ご家族のショックが大きかった場合や、故人が小さい子供を遺して亡くなられ、のこされた家族の生活がまだ落ち着いていないと思われる場合は、直接の訪問は避ける方がいい場合が多いです。
その場合は、お花などのお供えを宅急便などでおくり、故人にお供えしていただくのがいいと思います。
まとめ
初盆は亡くなられて初めてのお盆。
ましてや葬儀が近かった場合や、故人が若くして亡くなられた場合は、まだ家族の悲しみも癒えていない場合も多いため、お供え一つとってもとても神経をつかいます。
故人と同じ年頃の子を見るのもつらいと思われるかたもいれば、子供のことを忘れないでいてくれて本当にありがとう!と大変喜ばれることも多いのも事実です。
まずは、お参りさせてもらっていいですか?と先方に電話し、了解を得るのが大前提。
初盆にお参りさせてさせてもらおうか、どうしようか迷ったら、まずは先方に連絡して、訪問、もしくは宅急便でお供えをおくらせていただきましょう。
関連記事
⇒初盆の服装・ストッキングの色は?平服って何を着る?持って行く物は?
⇒親の初盆の香典の金額・相場は?新札でもいい?渡すタイミングはいつ?