ウドは、チョットくせのある味と香りがおいしい山菜です。
下処理もわらびなどの山菜に比べてとっても楽ちん♪
そして、何より、茎はもちろん、皮や葉も、とってもおいしく、しかも簡単に作れる食べ方も豊富です!
ぜひ、ウドのレシピ、挑戦してみてくださいね!
ウドの皮むき方、毛はどうするの?
まず、大きなウドは、茎の部分が固い場合が多いです。
太すぎたり、ちょっと硬い場合は、2~3センチ長さに切ってから、周りをちょっと厚めに皮をむきます、
母曰く、チョット内側に、層になっているところに爪をあてて、キュ!と力を入れるとその層のところでくるん!と皮がむける、そうです。
でも、私はうまくいった試しがないので、いつも包丁で剥いています…^^;
新鮮で茎が柔らかい場合は下の方をちょっとつまんで皮をピ~っと剥きましょう。
こんな感じ↓
山で採ってきた新鮮なウドや、あまり太くないウドはやわらかいことも多くきんぴらや、てんぷらなどの場合は、あえて皮は剥かないこともあります。
皮をむかない場合、毛は、さっと洗うくらいで調理することの方が多いのですが、気になるときは、ほうちょうの背で、こそげとっています。
皮を剥いたら、さっと酢水につけましょう!とよくレシピ本には書いてありますが、
私は酢物のとき意外は、酢水にもつけないでそのまま調理します
美味しくて簡単なウドの茎の食べ方
私は山菜採りが趣味の母からウドを毎年もらうのですが、手の込んだ料理は出来ないので、本当に簡単でシンプルな食べ方ばかりなのですが紹介しますね。
まず、ウドといえば、「くき」。
ちょっとクセのある風味で、好き嫌いの分かれるウド。
この茎を使ったおいしくて、簡単な食べ方をご紹介します。
【ウドの味噌漬け】
ウドの皮をむき、2~3センチのぶつ切り。
太すぎるものは半分に切ってもいいです。
あとは、生のまま、家庭で使っている“味噌”をビニール袋に入れ、その中にウドをいれて、からめ、冷蔵庫で半日置くだけ。
白いご飯にピッタリ!歯ごたえはポリポリって感じです。
ほんとにご飯がすすみます!
【ウドの酢もの】
ウドは、皮をむき、3センチくらいに切り、縦に薄くスライスして、酢水につけて、アクを抜きます。
あとは、普通に酢の物を作るときと同じように調味酢を作り和えます。
戻したワカメを添えてもおいしいですね。
子供でも食べれる、ウドのくせが和らぐ食べ方は
【ウドのきんぴら】
ウドは皮をむき、3センチくらいの長さに切り、ちょっと厚めにスライスします。
フライパンにサラダ油をひき、スライスしたウドを入れ、炒めます。
シナッとなったら、砂糖、醤油、(必要ならば、ほんの少し化学調味料をいれてもいい)などで、きんぴら風に味付け。
最後に、お好みでごま油をちょっと垂らしてもおいしいです。
このウドのきんぴらは、みそ漬けや、酢もののウドは、苦くて食べれないうちの小学生の子供でも、美味しいといって食べてくれます。
火を通すのと、ちょっと濃いめの味付けで、くせのある風味がやわらぐんでしょうね。
ウドの皮や葉の簡単でおいしい食べ方
次に、思わず、捨ててしまいそうになるウドの葉と、皮の食べ方です。
実は、わたしも、家族も、ウドは茎の方より、葉や皮の方が好きです!
特に、ウドの葉っぱをもらうと、“やった~!!”って感じです(笑)
よく、タラの芽の天ぷらと似ているといわれます。
タラの芽はくせがなく食べやすい。ウドは、ちょっとくせがありますが、ウド好きにとっては、このクセがたまらないので、私は、タラの芽のてんぷらより、ウドの葉の天ぷらの方が好きです!
では、我が家の一押しのウドの葉の食べ方
【ウドの葉の天ぷら】
ウドは葉の部分からつながっている細い茎のところで切り、サッと洗ってゴミ、汚れを取って、水分を切っておく。
卵と水、小麦粉で、若干ゆるめに天ぷらの衣を作ります。
ゆるめのほうが、衣があまりつかず、食べた時にうどの風味が楽しめます。
食べるときは、断然、塩がおすすめ!
天つゆでもいいのですが、塩のほうが、やめられない、とまらない状態になります^^;
【ウドの葉のよごし】
“よごし”ってご存知ですが?
簡単にいえば、みそ炒め。
ウドの葉を、サッと茹で、太い千切り、もしくはあらみじんに切ります。
フライパンに、味噌、砂糖、ちょっぴり酒を入れ、火にかけ混ぜ、香りを出します。
よく絞ったウドの葉を入れ、さらに炒めて出来上がり!
味付けの分量は、本当にお好みで。
甘いのが好きなら、砂糖を多め。
甘みをおさえたければ、砂糖を少なくする。
味見しながら、砂糖を足して行ってもいいです。
【ウドの皮のきんぴら】
はじめに紹介した、やわらかいウドの皮の剥き方で剥いた皮は、薄くて、私は捨ててしまっています。
(もちろん、2~3センチながさに切ってきんぴらにしてもいいです)
ただ、太いウドをいただいた時は、皮を厚めに剥くので、その皮を千切りにして、砂糖と醤油できんぴら風味にしてたべます。
もちろん、皮だけではなくて、茎も一緒にきんぴらにしてももちろん、おいしいです。
まとめ
意外と捨てるところがないウド。
ウドのおいしさがわかるのは、やっぱり大人になってからでしょうか^^
シンプルで、簡単な食べ方ほど、ウドのおいしさ、風味が味わえるような気がします。
余すところなく、美味しく、山の幸をいただきましょうね