「あけび」は初めて見たら“これ、本当に食べれるの?”“どこ食べるの?美味しいの?”って頭がハテナ?だらけになりますよね
私も初めてアケビを見たとき、ギョッ!として、さらにアケビをおいしそうにほおばっている母を見てちょっと引いたことを思い出します。
山で育った母は小さい頃はアケビはおやつ代わりだったそうなので、母にアケビの食べ方を教えてもらいました。
アケビの食べ方|どこを食べるの?
アケビはよく熟れているものは皮がパカンと割れて口を開けたようになっています。
中から、白いもふもふした実が見えるのですが、コレが、一見グロテスクに見えるのは私だけでしょうか?(笑)
何かの幼虫みたいに見えるんですよね^^;
でも、この幼虫みたいな白いふわふわでうっすらと中に黒い粒粒が見えるこのグロテスクなものこそが、甘くておいしい実なのです!!
今、検索して調べていると、アケビの実を取り出して、切って食べたり、スプーンでほじくって食べます、みたいに書いてあることが多いのですが、我が家の母は、豪快に皮をグイっと広げて口でそのまま白い実にかじりついていました(笑)
この食べ方も、あまりに衝撃的で初めて見たときは引いてた私ですが、いざ、自分も食べてみると、スプーンとか使わなくても、
口でかじり取ったほうが早い!(笑)
アケビの食べ方|種は食べれるの?
さて、アケビにぎっしり詰まっている黒いプチプチの種ですが、食べません!
一粒一粒とりだすことなんてできないので、種ごと頬張って、甘い部分を口の中で吸い取り、種はまとめて口からペッと出します。
すいかを種ごと頬張って種だけ出す、メロンの種の部分を口に入れて、種だけ出す、というイメージでしょうか。
母に聞いても、「食べたらお腹が痛くなるとか、便がつまるとか、食べない理由は聞いたことはない。でも、子供の頃から、種は食べずに、口から出していた」そうです。
ネットで調べてみると、種が多いため、そのまま食べると便秘になる可能性があるらしいという記事はありました。
おやつもなかった母の子供時代に、アケビは種だらけで食べるところが少ないにも関わらず、種を出して食べていたのですから、やはり、昔からの理由があるんだと思うので食べない方が良いようにしましょう!
アケビの食べ方|皮は食べれるの?
アケビの皮ですが、我が家では食べません。捨てています。
が、この記事を書くにあたって、アケビについて調べてみると、皮も食べようと思ったら食べることができるようです。
ただし、苦味があるようです。
なので、皮をよく洗って、輪切りにして天ぷらにしたり、薄く短冊に切って油でいためて甘辛く味付けしてきんぴらにしたりして食べるとおいしいようです。
でも、我が家は、田舎で近くに山があり、アケビも珍しいものではないので皮まで食べずに、実の部分を食べてすぐに捨てています。
たぶん、山の物ですし、生では苦味があるということなので、炒めたり熱を加えても、そんなにビックリするほどおいしいものではないのではないかな~と思っています。
自然の味が好きな方はぜひ、試してみたらいいと思います。
まとめ
ちょっと前まではアケビの時期になると、近所の人が持ってきてくれることが多かったので、最近、スーパーでアケビを打っているのを見てちょっと衝撃を受けました。
「アケビをお金を払って食べるんだ…」と。
甘ーい!といっても、砂糖のメチャメチャ甘い!って感じではない自然の甘みなので物足りなさを感じたり、幼虫っぽい見た目など、好き嫌いは分かれると思いますが、自然な甘さが好きな方はぜひ、一度食べてみてくださいね!