山の味覚で素朴な甘みのアケビ。
見た目はえっ?これ食べれるの?って感じですよね
白いモアモアの実は種がいっぱいですが、ほんのりあまくて私は好きです!
皮の部分は私は食べたことがないのですが、カリウムが豊富で、薄く切って油で揚げたり、甘辛く炒めて食べる地方もあるようですね。
今回は、アケビの食べごろと、腐った時の見分け方、緑色のまだ熟していないアケビの追熟の方法をお伝えします。
アケビの食べ頃の見分け方
あけびは食べ頃になって熟すと、皮がパッカンと割れて中の白いワタで包まれた実が見えるようになります。
パッカンと皮が口を開けたアケビは、中の白い実を取り出したり、スプーンですくったり、そのままかぶりついて生で食べることができます。
種を濾して、ゼリーにしたり調理することもできますが、種が多いので、ちょっと手間がかかります。
皮のが割れた熟したアケビは日持ちがしないので、なるべく早く食べましょう。
皮が割れていないまだ緑色のアケビは、まだ熟していないので食べても美味しくありません。
そんな時は追熟して、熟してから食べるといいです。
アケビの追熟の方法
皮が割れていなかったり、未だ緑色のアケビは追熟(ついじゅく)して熟すのを待ちましょう!
あけびの追熟の方法は簡単!常温に置いておくだけです。
皮が割れていない早採りしたアケビはポリ袋に入れて、口をしっかり縛って乾燥しないようにしながら、室内に置いておきます。
4~5日も放置すれば、熟してアケビの皮がパカン!と開いて食べごろになると思います。
もっと甘いアケビを食べてみたい方は、皮が開いた後ももう数日そのまま常温に置いてみてください。
中のワタに包まれた実が、柔らかく、半透明くらいになると、甘くてねっとりしておいしくなります。
逆に、たくさん採れて、すぐに食べることができない場合は、ぴっちりラップするか、ポリ袋に入れて、乾燥しないようにして、「冷蔵庫」に入れておきましょう。
冷蔵庫に入れると熟成はストップするので日持ちするようになります。
このアケビは腐ってる?食べれる?
あけびが腐るとどうなるのかというと…
皮が柔らかく、黒?茶色く?なってびちゃびちゃになります。
汁まで出てしまうと臭いも臭くなってくるので、食べようとは思わなくなると思いますが、水分が出て、ベタベタになってしまったアケビは捨ててしまいましょう。
また、保存するときに、ラップに包まなかったり、ポリ袋に入れておかないと水分が抜けてシワシワになってしまいます。
これも、食べれなくなりますので、水分が逃げないように、しっかり包んで保存しましょう!
また、皮が割れたアケビを採ってきた場合は、虫やゴミが付いているときもあるので、よ~くチェックして食べましょう!
まとめ
最近はスーパーなどでもたまに見かけるようになりましたね。
野生のアケビだけではなく、栽培されているものもあるようです。
手に入ったら、ぜひ、ポリ袋に入れたりラップに包んで乾燥させないようにしておいしく食べてくださいね!