「浜降祭」は毎年、7月の海の日に神奈川県茅ヶ崎市西浜海岸(サザンビーチちがさき)で行なわれるお祭り。
お祭りにはめずらしく、早朝いや、深夜といってもいい時間から始まり、午前中には終わってしまうお祭りなのですが、たくさんのお神輿が海岸に並び、海に入っていくという光景は、圧巻で、毎年、大勢の見物客でにぎわいます。
ちなみに…
「浜降祭」は「はまおりさい」と読みます。
こちらでは、茅ヶ崎「浜降祭」の日程や、スケジュール、見どころ、駐車場の情報などをお伝えしたいと思います。
では、まずは茅ヶ崎「浜降祭」の日程から!
浜降祭の日程・時間は?
毎年「海の日」に開催される浜降祭(神奈川県・茅ヶ崎)。
※令和3年7月16日(金曜日)から18日(日曜日)に開催予定の佐原の大祭夏祭りは、中止になりました。
浜降祭は早朝から開催されるめずらしいお祭りです。
まずは、浜降祭当日の時間スケジュールを確認しましょう。
7時~ 浜降祭合同祭開式
8時ごろ 一斉にお発ち(神輿が帰路に出発)
9時ごろ 終了
会場は 茅ヶ崎西浜海岸(サザンビーチちがさき西側)
会場内は、神輿が激しく練り合います。巻き込まれないように注意しましょう!
この午前4時30分~というのは、会場の茅ヶ崎西浜海岸(サザンビーチちがさき西側) で行われる祭事のみの時間です。
実は、次の「見どころ」のところにも書きますが、神輿が各神社を出るときの“宮出し”はもっと早い時間からやっています。
神輿は夜中に神社を出て(宮出し)茅ヶ崎西浜海岸へと向かいます。
遠い神社の神輿ほど早く出発しなくては行けないので、午前0時に神社を出る神社もあります。
地元に詳しくなかったり、初めて浜降祭を見物する方は、午前2時半ごろまでに茅ヶ崎駅北口ロータリーの歩道橋で待機していましょう。
午前2時30分ごろに茅ヶ崎駅北口ロータリーで北側の神社の神輿が競り合うのを見物することができます。
せっかく朝早起きしてお祭りを見るのなら、「宮だし」を見るために深夜からお神輿を追いかけてみてはいかがでしょうか。
浜降祭の見どころはここ!
浜降祭の見どころといえば、やはり、神輿が海に入る「みそぎ」。
よく、テレビのニュースなどで流れる映像はこのみそぎの映像ですね。
神輿が海に入る「みそぎ」は5時~7時の入場時と式典終了時の8時からです。
式典が始まると帰ってしまう人がいますが、まとまった神輿が海に入るのを見るには、8時過ぎのお発ち(式典後一斉に神輿が動き出す)の後の方がオススメ!
※海の状態によっては、入らない時もあります。
もう一つの見どころといえば、
《甚句》。
「どっこい、どっこい」という掛け声とともに、掛け声だけではなく、神輿を担ぐ時唄われる歌「茅ヶ崎甚句」が聞けることもあります。
いっそうお祭気分がもりあがりますよ!
後は、先ほども書いた「宮出し」を見るのもおすすめです。
各神社を出発する前に暗がりの中で幻想的に行われる「宮出し」も見ておいてほしい見所のひとつです。
早朝というか、深夜の時間帯になるのですが、早起きついでに、宮出しも観て、浜降祭を満喫しましょう!
茅ヶ崎・浜降祭の交通規制と駐車場情報
茅ヶ崎・浜降祭の会場近辺には駐車場はありません。
会場近辺はお神輿を運んでくるトラックを止めるための駐車場が必要なので、
一般の見物客の駐車場は、
・茅ヶ崎駐車場(茅ヶ崎2-2-20)
・東海岸南駐車場(東海岸南6-8955-1)
などの、有料駐車場に停めるしかありません。
ここが、いっぱいなら会場とは反対側の元町方面の有料駐車場をご利用されるといいと思います。
茅ヶ崎駅南口から会場までは徒歩で20分位。
有料臨時のシャトルバスもでています。
まとめ
お祭りの日は、たくさんの公衆トイレや仮設トイレが用意されています。
トイレ情報も浜降祭のHPに、乗っています。
あと、最近心配な地震による津波発生時の避難所マップも一緒に載っています。
ぜひ、一度しっかりチェックしてみてくださいね。
では、朝早いお祭りですが、爽やかな湘南の風を感じながら、楽しんできてくださいね!!