ビジネスレターを書くときに、よく迷ってしまうのが“宛名の書き方”
“様” “御中” “各位”や…
役職がついていらっしゃる方へ送る封筒や、年賀状は特に困りますね…
宛名の書き方も、普段は横書きに慣れているものの、会社あてのビジネスレターは、横書きでもいいのだろうか…
などなど、会社あてのビジネスレターの宛名は悩みどころの一つです^^;
会社あての封筒や、ハガキ、年賀状 の宛名の書き方をまとめてみましたので参考にしてみてくださいね
会社への宛名・御中と様の使い方の違い
まず会社あての宛名の書き方といえば、
「御中」(おんちゅう)
ですよね。
「御中」は人の名前に付けるのではなく、会社名につけます。
例1:○○株式会社 御中
例2:○○株式会社 △△課 御中
タイトル(全角15文字)
となります。
そして、その会社の中の個人あてに送る場合に
「様」(さま)
を付けます。
例3:○○株式会社 △△課
山田 太郎 様
タイトル(全角15文字)
となります。
なお、「御中」と「様」は一緒には使いません。
例えば…
間違った宛名の例:
○○株式会社△△課 御中
山田 太郎様
タイトル(全角15文字)
という宛名の書き方はしないようにしましょう。
会社への宛名・役職と様や殿の使い方
さて、会社あてのハガキや封筒、年賀状を送るときに悩むのが「役職」がついているかた宛てにおくる場合の宛名の書き方です。
例えば「社長」「部長」「係長」「工場長」「店長」…などですね。
この場合、個人の名前の前に役職名をつけます。
そして、個人名の下に“様”を付けます。
例1:○○株式会社
社長 山田 太郎 様
例2:○○株式会社 営業部
部長 山田 次郎 様
タイトル(全角15文字)
間違った使い方の例
:○○株式会社
山田太郎部長 様
タイトル(全角15文字)
また、例外として、先方の社長あてに送りたいけれど、社長の名前がわからない…
そんな場合は
例外の使い方:
○○株式会社
社長様
タイトル(全角15文字)
のように敬称の“社長”と“様”をくっつけて書いても大丈夫です。
もしくは「○○株式会社 御中」だけでもいいと思います。
そして、気を付けたいのが“殿”です。
なんだか“殿”って偉い人につければいいのかな?って感じがしませんか?
私だけかな?(笑)
実は“殿”は一般的には目上の人が目下の人に向けて使う言葉とされているので取引先や、ましてや、就活先の相手の宛名には使わないようにしましょう。
失礼に当たります…^^;
殿は使わないようにしましょう!
会社への宛名は横書きでもいい?失礼になる?
さて、会社への宛名の書き方ですが、横書きのほうが書きやすいとは思いますが、縦書きのほうがより丁寧な感じを与えます。
なので、取引先への重要な書類や、目上の方への文章や、年賀状などは、縦書きにするほうが無難ですね。
とくに、就活中の方や、取引先へ送る場合のあて先は縦書きにしておきましょう。
まとめ
普段、手紙やはがきをあまり書く機会がないだけに、特に会社あてに封筒や年賀状などを出すときには、わからないことが次々出てきますよね^^;
この機会にぜひ、ビジネスレターの常識を勉強して、相手に失礼のないようにしていきたいものですね^^