身内が亡くなった年は“今年は喪中なので年賀状は出しませんよ”というお知らせのための「喪中はがき」をだします。
別名「欠礼ハガキ」とも言いますが、この喪中はがき、出すとなると、意外になやむんですよね~。。。
同居している身内なら、何も悩まず、喪中はがきを出すのですが、
もう結婚して実家を出ているとか、夫や妻の実家の兄弟や祖父母が亡くなった時などは、“喪中はがき出さないといけないのかな~?”と意外に迷うものです
ということで、こちらでは、
・兄弟が亡くなった場合に喪中はがきを出すのか?
・喪中はがきを出す時期はいつ頃なのか?
・年賀状を投函してしまった後に不幸があった場合、喪中はがきは送るのかどうか?
を、我が家の場合のことも参考にしながら、紹介したいと思います。
喪中はがき 別居の兄弟が亡くなった時は出す?出さない?
まず、喪中はがきを出すとされている故人の範囲は、1親等と2親等です。
なのですが…
喪中はがきを出すか出さないか、迷うのに、“同居”か“別居”が鍵を握ると思います。
まず、同居の兄弟が亡くなった場合は、迷うことなく“喪中はがき(欠礼ハガキ)”を出す対象になるでしょう。
迷うのが、別居の場合です。
結婚して家を出て、所帯が別になった場合、実家の兄弟が亡くなったとします。
この場合、嫁ぎ先の家の人は、喪中ではないんですね。
でも、やはり、実の兄弟が亡くなって、新年をお祝いする気分にはなれない…
そんな場合は、自分側の親戚や、知り合いにだけ喪中はがきをだして、欠礼をお知らせしてもいいです。
実際、我が家の場合、義母の兄が亡くなった時に、
義母側の親戚や、義母のお友達にだけ喪中はがきを送り、
義父側の親戚や知り合いとは通常どうり、年賀状のやり取りをしていました。
年配になってからの別居の兄弟の場合、お葬式から時間がたって、悲しみも多少癒えて、自分の兄弟が亡くなった場合でも、通常の年賀状のやり取りをしている方もいらっしゃいました。
年賀状か、喪中はがきを出すかは、当事者の気持ちの部分が多く、反映されてきますので、
自分の気持ちが、まだ新年を祝う気になれない場合は無理して年賀状を出さずに喪中はがきを出して欠礼しても全然かまわないと思います。
喪中はがきを送る時期はいつからいつまで?
喪中はがき(欠礼ハガキ)は基本的に、相手が年賀状を投函する前に出します。
郵便局の年賀状受け付けは 例年12月15日ごろから。
ということは、早い方は12月15日に投函するわけです。
という事は、11月中に、年賀状の準備をされている方もいるということなので
先方が年賀状の準備を始める11月~12月中旬までには届くように準備しましょう。
喪中はがきはとにかく早めに準備をしましょう。
最近ではネットでも簡単に喪中はがきが注文できるようにもなっています。
忙しい方は、活用されてもいいのではないでしょうか?
なお、年末に不幸があって、喪中はがきが間に合わない場合は、
元旦から1月7日までの「松の内」を過ぎてから、“寒中見舞いハガキ”をだして、欠礼したことをお詫びしましょう。
年賀状を投函後に身内に不幸があった時はどうすればいい?
年賀状を投函後に、身内に不幸があった場合、
郵便局に連絡をすれば、回収できることもあるようですが…
投函してすぐならば回収も可能ですが、時間がたてばたつほど回収も大変です。
回収してから、すぐに喪中はがきを手配して、送ったとしても、
もらった相手も、年賀状を投函している可能性も高く、もらった相手も
“えっ!年賀状を出しっちゃったけど…!”と思っちゃいますよね–;
なので、こういう場合は、出した年賀状はそのまま配達してもらって、
あらたに、松の内を過ぎた1月8日以降に、亡くなったことをお知らせする
ハガキを出せばいいと思います。
まとめ
一生に何度も出す機会がないこともあり、いろいろわからないことが多い喪中はがきですが、
喪中はがきを出すか出さないかは、これといった決まりはなく、当人の気持ち次第のところが多いようです。
迷うようであれば、旦那さんや、親に相談しながら決められるのが一番いいと思います。
もし、喪中はがきを出される場合は、先方が年賀状を準備、投函する前に、なるべく早く喪中はがきを送るようにしましょう。
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