男の子が生まれたら、鎧兜などの五月人形や、こいのぼりを実家の親から贈ってもらう方も多いと思います。
が、我が家の場合、長男が三番目に生まれ、しかも、一番上の子供と12才も違うということで
お互いの実家の両親も私たちも、“初節句だから…”りっぱな五月人形、こいのぼりがほしい!っていう感情もあまりなく…
(息子よごめん。。。)
結局、主人の五月人形(がぶと飾り)があるからこれでいいんじゃない?
ってことで、ずっと主人のかぶと飾りを飾っていました。
が、最近になって、知人から、本当は五月人形のお下がりはダメなんだよ!っていうことを聞いたので
調べてみました。
五月人形・なんで親のお下がりはダメなの?
五月人形・鎧兜などがなぜ父親からのお下がりや、兄弟と一緒に、というのはダメだと言われているのでしょう?
答えは、五月人形・鎧兜などはその男の子を病気、事故などから身を守る、
人の厄を身代わり、願いを背負うという意味合いもあるので、その厄を背負ってくれている五月人形や鎧兜はほかの人に回すべきではなく、それぞれの子供に、五月人形や鎧兜を用意するべき。
ということのようです。
あら~。。。
そういう意味合いがあったのね^^;
私は五月人形や鎧兜には
「五月人形や鎧兜のように、強くたくましく育ってくれよ!」っていう意味合いかと思っていました。
なので、先ほども書いたように、
息子が生まれて12年。
ずっと、床の間に、主人の鎧兜の置物を飾っていました^^;
でもね、これ、言っていいかわかんないですけど、
主人のおさがりの鎧兜をずっと飾っていますが、
息子、大きな病気もぜず、天真爛漫に育ち中です。。。
(お勉強は嫌いの様ですが…(爆))
そもそも五月人形は買わなくちゃいけないのか?
さて、そもそも、五月人形は絶対飾らなくてはいけないのか?っていう話ですが。。。
これは、この時代になると、もう、個人の考えでいいと、私は思います。
昔は座敷があって、床の間があり、立派な鎧兜や五月人形を飾る場所も、また、収納する場所もありました。
が、今では畳のお部屋がある家自体が減ってきていますし、ましてや床の間や、収納する大きな納屋、物置などがあるお家も少なくなっているのではないでしょうか?
なので、最近では、実家の親(祖父母ですね)が立派な五月人形や鎧兜を贈りたくても、親(パパ、ママですね)が、買わなくてもいい、もしくは、インテリア的な、小さなものでいいという方が増えているように思います。
確かに、今、我が家で飾っている主人の鎧兜ですら、収納に場所取っていますし、この先、息子が大きくなったらどうしよう…と思っちゃいますからね^^;
今は、コンパクトでおしゃれな端午の節句用の飾りがたくさん売られています。
私の個人的な想いですが、
一見怖い雰囲気のある強そうな鎧兜もいいですが、可愛かったり、おしゃれな五月人形飾りをインテリアとして季節の行事を子供に伝える感じで飾るだけで充分な気がします。
親の五月人形やかぶと飾りの処分の方法は?
さて、先ほど、親の鎧兜や、五月人形をどう処分?(言い方悪いですね^^;)どうすればいいのか?と書きましたが、これもちょっと調べてみました。
さすがに、何もしないでそのまま粗大ごみに、不燃物にだすというのは気が引けます。。。
やはり、子供の代わりに厄を背負い、願いを背負ってくれていた五月人形や鎧兜です。
神社や、お寺で供養してもらってから捨てるのがいいと思います。
最近では、各神社で「人形供養」を行っている神社やお寺が多いです。
うちの地域では、葬儀屋さんも年に一回、イベントもかねて、人形供養をしています。
ぜひ、一度、近所や、県内や、近県の神社で「人形供養」を行っている神社やお寺がないかネットで検索して調べてみましょう。
近くにないとか、持っていけないっていう人は、ネットで「人形供養」と検索すると、宅配便で送ると供養してくださるお寺や神社もあります。
そういうのを使われるのも一案だと思います。
どの場合も当然、供養料・初穂料が必要な場合が多いです。
我が家が、昔のひな人形を人形供養祭に持って行って供養していただいたときは、
大きな袋1つにつき3000円以上お心次第。と言われました。
母は、ずっと大事にしていたお雛様だったので、5000円納めて、丁寧に並べて納めさせてもらっていました。
中には、金属や、ガラスケースはお断り!っていうところもありますので、特に鎧兜などは、事前に確認しておくことをおすすめします。
ちなみに、我が家がひな人形を人形供養に持って行った神社でも、人形は受け付けますが、ガラスケースや、ひな人形のお道具や、御殿などは受け付けていませんでした。
なので、御人形さんだけ持って行ってほかの飾りやお道具は、ありがとう!と言いながら家でゴミ袋に入れ、粗塩を振って燃えるごみと不燃物に出しました。
まとめ
今回、兜や五月人形の処分の方法も書きましたが、息子さんのかぶとや五月人形の横に、親のかぶとも一緒に飾ってもいいようなので、もし、スペースに余裕があれば、親子の兜を並べて飾るのも良いですね^^
親の五月人形を飾っていた我が家がいうのもアレですが、やはり、その家、その人それぞれの考えがあるので、一概にこうじゃなくてはいけない!って決めつけなくてもいいと思います。
一番大事なのは、子供が、健やかに、幸せに、大きくなってね、と思いながら、楽しく生活することですよね♪
五月五日の端午の節句・こどもの日には、しょうぶ湯に入り、柏餅やちまきを食べて、家族で行事を楽しみましょう!
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