春になると早々に顔を出すのが「フキノトウ」(蕗の薹って書くんですよ^^)
ちょっとほろ苦くて春の味、大人の味って感じですが、おいしさがわかるとクセになりますよね^^
さて、フキノトウ好きなわたしですが、食べる専門だったのですが、先日、採れたてのフキノトウをたくさんいただいてしまいました…
(いえ、ありがたいです。いただきました…ですね^^;)
さあ、フキノトウのてんぷらや、ふきのとう味噌をつくるには、ふきのとうの下処理をどうすればいいのだろう?と。。
実家の母に聞いたり、調べたりしましたので、シェアしますね。
フキノトウの下処理・洗い方は?保存期間は?
1,外側の汚れていたり、ちょっと黒くなっている葉をとる。
2,根元の茎の黒いところも切り落とす。
3,流水でよく洗う。
4,水を入れたボウルの中に浸す。
5,水をよく切る。
こんな感じですね。
まずは洗い方!
フキノトウの外側の葉や、茎が黒くなっているのは、腐っているわけではないので、上の葉っぱは捨てれば大丈夫です。
茎のところも、黒いねばねばしたものがついているかもしれませんが、そこも切り落とせば大丈夫。
開いているフキノトウなら葉をよく開いて流水で洗い流しながらゴミや虫、汚れを洗い流しましょう。
つぼみのフキノトウは、中まで洗いにくいかもしれませんが、そっと開いて流水で洗い流しましょう。
そのあと、水を入れたボールの中に浸します。
フキノトウを調理するときは水からあげて、よーく水けをきります。
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保存の方法
フキノトウをもらってすぐに下処理できないようなら、湿らせた新聞紙や、紙袋に入れ、ビニール袋に入れて、冷蔵庫で保存しましょう。
3~4日は大丈夫だとは思いますが、やはり日がたつほど、えぐみが強くなったり美味しくなるような気がします。
採れたては、やはり香りや味が全然違いますので、なるべく早く食べちゃいましょう!
さて、フキノトウは冷凍もできます。
茹でたりして、あく抜きしてからジップロックに入れて冷凍する方法もありますが、
わたしは、母から聞いて、生のまま冷凍する方法にしました。
・フキノトウを上記と同じように下処理する。
・水けをきって、キッチンペーパーでよく拭いて、そのまま(生のまま)ジップロックにポイポイ入れてそのまま冷凍します。
・使うときは、解凍せずに、そのまま刻んでみそ汁に入れたり、ふきのとう味噌に入れて使えます。
これ、ミョウガも同じように生のまま刻んでジップロックに入れて冷凍して使っていますが、使い勝手が良いですよ♪
冷凍してあれば、半年先でも、香りも風味もフキノトウを楽しめるようです!
楽ちんでいいですよね^^
フキノトウの下処理・あく抜きは必要?
さて、フキノトウはあく抜きをしないといけないと聞きますが、実は、わがやの母は、“あく抜きしてないよ”といいます。
農林水産省のHPはふきのとうには、「ピロリジジンアルカロイド類」と呼ばれる天然毒素が含まれているので、食べるときはあく抜きして食べましょう!と書いてあります。
ん???
と思いましたが、実は、水につけておくだけでも軽くあく抜きはできてるようです。
うちの母も、ふきのとうを洗うときは、洗いながら水につけていたので、簡単に灰汁抜きはしているようです^^;
調べてみると、ふきのとうのてんぷらにする場合は、あく抜きは要らないようです。
(フキノトウをあらったあと、水をよく切り、葉の部分をよく開いて衣をつけて揚げます。)
ただ、ふきのとう味噌やフキノトウのお浸しを作る場合は、えぐみをとるためにもあくを取る人がいいようです。
灰汁抜きには、水1Lに対し重曹小さじ1を入れたお湯でサッとゆでて水にさらす。とか、
塩を入れたお湯でゆでで、そのあと水にさらす。
などがあるようです。
ただ、母が言うには、あく抜きしすぎると、ふきのとう特有の香りや、えぐみが無くなって、ふきのとうらしさが無くなるからしばらく水にさらすだけにしているようです。
確かに…。
あの、独特の香り、苦味、えぐみがないと、ただの草ですからね…^^;
ちなみに、うちの母が、水に浸しただけのフキノトウでフキノトウみそを作っていても、おなかが痛くなったことはないです!
たしかに、香り、風味はいいですよ^^
フキノトウは茶色くなったら腐ってる?
さて、たくさんもらったフキノトウの中には葉の部分が茶色だったり、中の花?と部分が、茶色になっているフキノトウがいくつかありました。
調べてみると、茶色くなったフキノトウは、食べれないことはないけれど、食べても美味しくないとのこと。。。
捨てちゃいました。
フキノトウが腐ったらどうなるのかというと、
・べちゃべちゃしてる
・白いカビが生えている
・においが臭い
などの状態だったら腐っているので、もったいながらずに捨てちゃいましょう!
まとめ
フキノトウ、食べるのはおいしくて一瞬だけど、洗ったり、水けをしっかり拭いたり、意外と手間がかかっているとわかって、ビックリでした。
と同時に、これからは、ありがたく、ふきのとうのてんぷらや、ふきのとう味噌をいただこうと思いました!