おわら風の盆(富山県・八尾町)はしっとりとした情緒あふれる踊りが魅力的。
前夜祭は毎年 8月20日~30日の11日間、
おわら風の盆の本祭りは毎年9月1日~9月3日の3日間開催されます。
が、最近は観光客が増えすぎて、本祭りの時に行っても、大混雑で人気の町の町流しなんて、人の頭しか見えなかった…なんてこともあるようです。
本祭りは、あまりの人ごみで、おわら風の盆の本来の情緒あふれる雰囲気が味わえなくなったという話をよく聞きます。
富山県住みの私としては、八尾のおわら風の盆の雰囲気を味わうときは、本祭りより、前夜祭をお勧めします。
おわら風の盆の前夜祭の内容や、楽しみ方、駐車場情報や宿泊情報などをお伝えしたいと思います。
おわら風の盆 前夜祭とは?
おわら風の盆の前夜祭は毎年、8月20日~8月30日まで開催されます。
※ちなみに本祭りは9月1日からで、8月31日は、準備のためお休みなのでおわらは見れません。
本番前の11日間にわたって行われるおわら風の盆前夜祭。
八尾曳山展示館ホールでステージ踊りを鑑賞、踊りの解説も受けることができます。
これが終わったら、前夜祭会場へ!!
前夜祭期間中は各町内が持ち回りで、街中で本番さながらの町流しを見せてくれます。
本番前の全体練習の意味合いもあるようですが、本番同様の素敵なおわらが見れます^^
8月20日~8月30日
八尾曳山展示館ホール (開場17時30分~)
18時30分~19時 ⇒「おわら風の盆」紹介の映像上映
19時~19時30分 ⇒おわら踊り方の解説
19時30分~19時50分⇒ ステージでの踊り鑑賞
20時からは街中に出ましょう。
20時~22時の2時間、その日当番の町が、本番さながらにおわらを魅せてくれます。
街中での踊りは、雨天の場合、中止になる可能性が高いのですが、八尾曳山展示館ホールでステージ踊りは雨天でもおわらが見れます!
有料ですが、絶対見ておくことをおすすめします!
「おわらステージ」の入場料は1,500円。
7月中旬からローソンチケットやチケットぴあなどで購入できます。
おわら風の盆 前夜祭の楽しみ方
前夜祭は、夜(夕方)からしかありません。
なので日中は近辺の観光 ⇒5時半すぎに八尾曳山展示館ホールに到着
という流れがよろしいかと。
前夜祭は、“みんなで踊ろう”が合言葉。
観光客も踊りの輪に加わって地元の人たちと一緒に踊ることができます。
おわら風の盆 前夜祭のアクセスと宿泊情報
電車の場合、JR高山本線「越中八尾駅」下車徒歩約30分。
車での場合は、北陸自動車道富山西I.Cから約20分。
駐車場は、前夜祭期間中は、八尾健康福祉総合センター近くの「町民ひろば」。
八尾曳山展示館ホール間では徒歩20分位です。
(料金は一般車1台1,000円です。)
ここで、裏ワザ情報が…
宿泊しておわらの前夜祭を楽しまれる場合、八尾曳山展示館ホールまで、送迎してくれる宿があります。
これは楽ちん!
「おわらステージ」の入場券付きの宿などもあります。(送迎付き)
前夜祭は、本番とは違い、八尾の街中でも宿泊できる場合が多いので、ぜひ、問い合わせてみましょう!
八尾の町ど真ん中の宮田旅館さんもおすすめです。ダメもとで問い合わせてみてもいいのでは?
⇒宮田旅館
八尾は坂の町ともいわれるくらい坂道が多いです。
前夜祭も本祭りも夜は交通規制もかかり、歩く時間が長くなります。
送迎付きや、街中の宿は本当に便利だと思います!
まとめ
おわらを見る場合、もちろん、本祭の方が気合入ってる感はありますが、前夜祭は本当に地元の人達のお祭り、といった雰囲気が感じられます。
観光客の数も、前よりは前夜祭の人数も増えてきたとはいえ、本番とは全然違います。
人ごみに押されて…というほどの人数がいないのでゆっくり歩けますし、おわらを充分楽しめます。
ぜひ、おわら風の盆の前夜祭でおわらを味わってみてください^^
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